アンキロスインプラントシステムを新たに導入
開業以来、当院ではストローマンインプラントのみを使用してきました。
このインプラントは35年の歴史で完成された1回法インプラントなのですが、1.8mm~2.8mmのカラーがあることから前歯などの審美的領域などでは不得手な場合があり、隣在歯との歯肉のラインを揃えるためには増骨など確実性のない方法をとらないといけない場合がありました。(もしくはポーセレン歯肉付きの前歯にする)
近日、審美領域に使用できるプラットフォームがないインプラント(ボーンレベルインプラント)が発売される予定と言われ続けていましたが未だ厚生労働省の認可が下りていないのが現状です。(ヨーロッパでは発売済み)
ストローマンインプラントのラインナップ。審美領域ではカラーの短いスタンダードプラスが選ばれる。カラーの部分は骨縁上。
ストローマンボーンレベルインプラント(日本未発売)
この度、ストローマンのボーンレベルインプラントの発売が遅れていることもあり、この審美的分野を得意としているデンツプライ社のアンキロスインプラントを導入しました。このインプラントは2回法のインプラントで、カラーがなくプラットフォームスイッチングでアバットメントを連結でき既存骨の骨縁下に埋入できるため審美的領域に威力を発揮します。また、傾斜埋入ができることや対合歯とのクリアランスがないケースなどは骨縁下からアバットメントで角度など補正できるため有効です。この2つのインプラントをケースによって使い分けていきたいと考えています。

骨縁下にプラットフォームが位置する。

カラーレスでプラットフォーム上にも骨がのる。

