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コーラで歯が溶けるわけ(酸蝕症)

コーラのような炭酸飲料や柑橘系フルーツなどの飲食物由来の酸で歯牙表層が軟化、溶解した状態を「酸蝕症」といいます。酸蝕症の臨床所見としては、

★質感や光沢・・・歯の表面性状や光沢が失われエナメル質が溶解するにつれて滑らかになる。
★色・・・エナメル質が薄くなるにつれ、色の濃い象牙質が透けて見えるようになり、歯はより黄みがかって見えることがある。
★透過性・・・歯の切縁は薄くなり透けて見えるようになる。
★構造・・・切縁部が脆弱化し、小さな亀裂や微少な破折が出現する。
★形態・・・歯頸部には楔状欠損が、咬合面には陥凹が形成される。

知覚過敏はどの段階でも起こりえます。予防には酸性の習慣的飲料水を減らすか、飲んだ後はうがいをする、再石灰化を促す歯磨剤を使うことなどが効果的です。

主な飲料のpH値(酸蝕リスク。pHが低いほどエナメル質が溶けやすい)
コーラ        2.2
カルピス       3.4
缶酎ハイ       2.9
梅酒         2.9
スポーツドリンク   3.5
100%リンゴジュース 3.6
赤ワイン      3.8
ビール        4.3
ウィスキー      5.0
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口腔内ph      5.4
お茶        6.3
牛乳        6.8
ミネラルウォーター 7.0