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キーラールーペ購入(診断の精度や治療の幅を少しでも広げるために)

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去年の暮れから診断の精度を上げるためや治療の幅を広げるために英国の眼科機器メーカーの[http://www.keeler-yna.co.jp/ キーラー・アンド・ワイナー社]製のスコープ(Galilean Type, 3.0倍)を使っています。奥歯の根管治療(根の治療)や形成マージン(歯肉周囲の歯を削ったライン)、歯根端切除術などの細かい外科手術、歯周治療など細かい治療に有効です。実体顕微鏡(マイクロスコープ,20倍以上)の様に大きい拡大像は得られませんが、強力なLEDライトはスコープの近くに付いているため観察視軸と照明軸を近くすることができ、暗い口腔内や根管内を明るく照らしてくれるので、今まで診療チェアの暗いライトと歯科様ミラーで見ていた暗い小さな像とは別のものです。ただ長時間使うと眼性疲労なのか少し肩がこりますが。。。

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LEDライト消灯時

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LEDライト点灯時

以下、日本大学歯学部保存学教室修復学講座 宮崎真至教授の「これからの歯科治療におけるキーラー・ルーペの活用法 -拡大視野がもたらす世界-」から抜粋

 現在使用されているルーペの種類は、それぞれが使用しているレンズで分類することができる。いわゆる虫眼鏡と同じように、1枚のレンズをジョイントで連結したもの(Dioptre Type)は、比較的簡便であるところから古くから使用されているが、焦点深度が限定されるとともに鮮明度に欠けるという欠点があった。そこで、対物と対眼の2枚のレンズを用いて適切な作業距離と焦点深度を得るタイプ (Galilean Type)のルーペが開発された。このタイプのルー ペは、最高倍率は3.5倍程度に留まるため、5~6倍の拡大像を得るもの(Keplerian Type)も開発された。<途中省略>
さらに高い倍率を用いれば、対象の仔細を知ることはできるが、ルーペ装着の経験無しに、いきなり4倍以上の大きなものを使用するのは無理である。倍率が高くなると、焦点深度は浅くなり、視野も狭くなるので、拡大視野と周辺視野との見分けには、 それなりの習熟を必要とするからである。したがって、通常の歯科診療では、2.5~3.5倍が適切と考えられる。